不動産の価格とは
週間ダイヤモンドに掲載されていた分かりやすい表です。
不動産を売却する場合、大きく3種類の価格が存在しています。
一つは不動産会社が査定する価格です。
査定方法は、取引事例比較法、原価法、収益還元法が主な方法となります。
査定する会社によってバラツキがあるのは、わざと高額な査定をする会社があるからです。
相場を理解しているプロが同じ不動産を査定して、査定額に1割以上の違いがあることはないです。
今は1割どころか2割以上も違うケースが多々あります。高額査定に気をつけてください。
2つ目は、売出し価格です。査定額を元に売主様と仲介業者が協議して競合物件も意識しながら
実際に売出しする価格を決めます。関西では、価格交渉がよくありますので、それを盛り込んだ
価格設定が多くなっています。
3つ目は、成約価格です。実際に買主があらわれ、売主と合意した契約書に記載する価格です。
不動産会社のルールでは、レインズに成約価格を登録することになっています。
正確な成約価格をレインズに登録する会社もあれば、売出し価格のまま登録する会社もあります。
3つの価格を比べると表のように売出し価格≧査定価格≧成約価格となるケースが多いです。
但し、潜在需要が多いエリアでは、査定価格より成約価格が上回るケースも増えています。
駅近くのマンション、売り土地、築浅戸建などは買いたい方が多く、売りたい方が少ないので
その傾向が強いです。
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