住宅ローンの変動金利
住宅ローンの変動金利について、説明します。
住宅ローンにおける変動金利は、「短期プライムレート」と呼ばれる企業を
対象とした融資に使われるレートが基準となっています。
変動金利は年に2回、4月と10月に店頭表示金利の見直しがあります。
変動金利は、金利が変動しやすいと思われている方もいますが、
ここ数年各銀行の店頭表示金利は変わっていません。
2001年3月以降、都市銀行の店頭表示金利は2.375%~2.875%の間しか
変動していません。わずか0.5%の変動幅です。
また、借入期間中に適用金利が上昇しても返済額がすぐに上がることもありません。
返済額の見直しは5年間ごとで、5年後に返済額が変わる場合でも
今の返済額の1.25倍までしか上昇しません。但し、金利と利息の返済割合は変わります。
一方、固定金利は毎月のように変動しています。
融資実行を受ける月の金利が適用されますので、同じ年の融資でも
月によって変わっています。
最近は各銀行の金利優遇幅が以前より大きくなっていますので、
金利優遇後0.5%を下回る住宅ローンもいくつかの銀行であります。
住宅ローン控除を利用すると逆に支払い金利以上に返ってくる事例が
おきていますので、来年度の税制改正でこの部分を改善するような話が
令和3年度税制改正大綱に記載されていました。
住宅ローン控除をフルに活用できるのは、今年で終わりかもしれません。
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