登記費用軽減に必要な書類
不動産を購入し、登記する際に登録免許税という税金が課税されます。
通常は司法書士に登記費用として買主様が支払い、納税します。
建物の築年数によって登録免許税の軽減が受けられるのですが、
その際、必要書類として賃貸物件にお住まいの方は、現住居の賃貸借契約書や
社宅証明書などを提出することになります。
賃貸借契約書に買主本人が署名捺印していればいいのですが、たまに奥様が旧姓で
契約している賃貸住居に住んでいる場合があります。
その場合は、買主本人が同居していたことが分かる書類が別に必要となります。
また、会社が契約した社宅に住んでいる方は、契約書に入居者として名前が
載っていれば、その契約書の写しで対応できます。
会社の所有する社宅であれば、会社の総務等に社宅証明書を発行してもらう作業がいります。
会社によって押印に時間がかかる場合は、前もって申請をしておく必要があります。
決済当日の書類として買主様に上記の書類が必要ですと案内していますが、
なぜ家を買うのに自宅の賃貸借契約書がいるのかと思われ、
私が間違って案内していると思われる方もいます。
ですので、決済時の持参物を売買契約の時に説明するようにしていますが、
契約日と決済日が2ヶ月以上空いてしまうと忘れられる場合がありますので、
再度決済の2週間前に書面で持参物を案内するようにしています。
せっかく減税が受けられるのに書類がないと軽減されませんので、
数回案内をするようにしています。
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