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2022年10月07日

【底地とは】他人の建物が建っている土地は売却できるのか解説!

昔は土地を借地として貸して、他人に住宅を建てさせる代わりに借地料を

もらうということが多くありました。

これは借地権の設定であり、借地権が設定された土地のことを底地と呼びます。

底地を売却することは、借地権が設定されていない通常の土地を売却するのとは違い

難しいとされています。

それでは、底地を売却する方法はないのでしょうか。

本記事では、底地とは、底地にありがちな問題、底地の売却方法などを解説します。

 

底地とは

底地とは借地権や地上権が設定された土地のことをいいます。

土地の所有者は借地権を設定することで、借地人から賃料などの地代を

受け取ることができます。

 

底地のおおよその金額は路線価を調べることによりわかります。

路線価に記載されている道路上には数字とアルファベット(借地権割合)が記載されており、

土地に接している道路の中で最も大きい数字を利用します。

例えば、500Cと記載されていた場合、1㎡あたり50万円、Cは借地権70%という意味です。

所有している土地が100㎡の場合は5,000万円となりますが、

底地の場合だと5,000万円× (100% – 70%) = 1,500万円ということになります。

 

なお、借地権割合のアルファベットはA~Gまで設定されており、

Aで90%、Gで30%と10%刻みで設定してあります。

 

底地にありがちな問題やトラブル

底地は問題やトラブルをおこしがちな不動産です。

ここからは底地にありがちな問題やトラブルを紹介していきます。

 

売却したくても買主がなかなか見つからない

底地を売却するには、底地を購入するメリットが大きくないと

買主がなかなか見つかりません。

底地は貸しているため土地を自由に利用することができず、

買主に底地を購入する理由がないからです。

 

底地を投資対象として見た場合、底地に投資してから10年前後で投資金額を

回収できるような底地の場合は売却できる可能性はありますが、

20年かかっても投資額を回収できないような底地を売却するのは

かなり難しいと考えた方が良いでしょう。

 

借地料が安すぎて固定資産税を支払うのが大変

昔はかなり安く土地を貸してしまうということが多かったため、

底地の固定資産税が借地料だけで支払うことができないという場合があります。

底地が良い立地にあったり、土地が広かったりするとかなりの固定資産税が

課税されるため、負担が大きくなる場合があります。

 

底地を相続したくなく相続人との間で揉めてしまった

底地を普通借地で貸してしまっていると、借地人から借地権を解除したいという

意思表示がない限り貸し続けなければなりません。

前述のように借地料よりも固定資産税の課税が大きくなってしまう場合、

支出だけが延々と続く「負動産」となってしまいます。

そのため、負不動産を相続するのは誰かという、相続人との間で揉めてしまうケースが

発生することがあります。

相続放棄をするにも相続財産が多くある場合には、相続放棄することもできず

誰かが起こ地を相続(もしくが全員で共有)するしかありません。

 

底地の売却方法や手順

底地の売却については、買主が見つかりづらいのは事実としてあります。

しかし、底地の売却ができないわけではありません。

ここからは、底地の売却方法や手順を紹介していきます。

 

借地人に購入しないかと持ち掛ける

底地を売却するときに一番初めにすることは、借地人に底地を購入しないかと

持ち掛けることです。

借地人は底地を購入すれば借地料を支払う必要が無くなり、底地が手に入れば

土地、建物を両方所有することができます。

つまり、借地人が底地を購入することで借地人の建物資産価値が上がるということです。

借地人には底地を購入するメリットが多いため、まずは借地人に底地を購入しないか

確認しましょう。

 

借地権とともに売却

借地人に底地の購入を持ち掛けてもお金がないなどの理由で、

底地購入を断わられることも多いでしょう。

その場合には、底地売却と同時に借地人にも建物と借地権を売却してもらうように促します。

つまり、土地と建物を同時に違う人が売りに出すわけです。

購入者は底地と借地権を同時に購入することとなり、購入者は完全な所有権を

取得することができます。

このような場合には、底地でも実勢価格に近い値段で売却できる可能性があります。

 

借地人が購入も売却もしてくれない場合は買取も検討

借賃人に底地の購入や、借地権の同時売却をお願いしても聞き入れてくれないときには、

不動産会社を利用した買取も検討に入れましょう。

底地は買主の利用が大きく制限されるため、一般の方が購入する可能性は低いと

考えなければなりません。

そのため価格は下がってしまいますが、不動産会社に底地を買取してもらいます。

 

まとめ

底地とは借地権や地上権が設定された土地のことです。

借地権や地上権が設定されていると、土地の所有者は土地を自由に利用することが

できなくなります。

自由に利用できない代わりに借地料を借地人からもらいます。

しかし、この借地料がかなり安いため、底地の固定資産税分も賄えないなどの

問題が起きてしまうことが多くあります。

そのため底地を手放したいという方はおおくみえます。

底地を手放す場合は、手順を踏んで高い値段で売買できる方法から選択していきましょう。

弊社、田村商会では底地の売買でお困りの方に、底地売却のアドバイスを

させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。