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2024年09月26日

【購入編】不動産にありがちな失敗事例5選と解決策・トラブル防止法を解説

不動産購入を検討している人のほとんどは、不動産購入に失敗したくないと

考えているはずです。

不動産購入に成功するには、失敗事例とトラブル防止法を知る必要があります。

 

失敗事例とトラブル防止を知れば問題の発生を防止でき、

希望どおりの生活をすごせることでしょう。

 

本記事では、不動産購入にありがちな失敗事例5選と、

その事例の解決策・トラブル防止法について解説します。

 

住宅ローン返済をシミュレーションせず借りたら返済が苦しくなった

 

【失敗事例】

住宅ローンを借りて不動産購入した後に子どもができ、生活費が増えたうえに私立高校の入学費用を払うことになりました。

もとから返済がギリギリだったため生活が苦しくなり、住宅ローンを滞納するところだった。

ライフステージの変化によって、生活費が増えることを前もって検討しておくべきだったと後悔しています。

 

【解決策・トラブル防止法】

住宅ローンを借りる前には返済金額を確認するだけでなく、生活費がいつ・どのくらい増えるのかも検討しておくべきです。

とくに子どもができると生活費が増え、返済が苦しくなるケースもあります。

しかし、ライフステージの変化を考慮しておけば、安定して住宅ローンを返済できるか判断できます。

 

また、返済できるか判断する際には、固定資産税や管理費・修繕積立金などのランニングコストの存在も忘れてはなりません。

購入後に払う必要がある費用をすべて洗い出せば、生活が苦しくなる可能性を減らせます。

 

購入後すぐに転勤の辞令が出て自宅の処理に困った

 

【失敗事例】

自宅を購入してすぐ転勤の辞令が出てしまい、住宅ローンが残ったまま引越しすることになりました。

自宅を賃貸に出そうと金融機関に相談したものの、貸すときには住宅ローンの残高を一括返済してほしいとわれました。

オーバーローンだったので、売却時に多額の現金を使うことに。

売却で貯金が大幅に減ったため、しばらくは節約生活となって不安な日々を過ごしました。

 

【解決策・トラブル防止法】

住宅ローンの返済中は原則、自宅を賃貸にできないため注意しましょう。

また、売却代金よりも住宅ローンの残高のほうが多い、いわゆる「オーバーローン」となっている場合は売却も簡単にはできません。

売却するには売却代金で返しきれなった住宅ローンの残高を、現金や住み替えローンで一括返済する必要があります。

 

転勤の辞令が出る可能性がある場合、売却代金で住宅ローンの残額を返済できる不動産を購入しましょう。

 

修繕費を考慮しておらず家を直せずそのまま生活することとなった

 

【失敗事例】

中古の一戸建てが、お手頃な価格で売りに出されていたため購入しました。

しかし、傷んでいる箇所がいくつもあって直す費用が高額になりました。

しっかりと工事前に傷んでいる部分を調査していなかったことを後悔しています。

 

【解決策・トラブル防止法】

中古の不動産には目に見えない箇所が傷んでいるケースもあり、目視では正確な工事費用を算出できません。

リフォーム費用は高額になるケースもあり、きちんと調査せずに工事の見積もりを取得すると危険です。

 

中古の状態を調査するには「ホームインスペクション」で建物診断をおこなうとよいでしょう。

建築士のような専門家に調査してもらえば建物の状態がわかり、正確なリフォーム費用の見積もりを取得できるはずです。

 

予想よりも住みにくい間取りで不便な生活を送ることになった

 

【失敗事例】

内覧の際に生活動線や家事導線をきちんとみておらず、生活を始めた後に住みにくい間取りだとわかった。

寝室がリビングルームの隣でうるさく、洗濯機から物干し場所までも遠い。

立地や建物の状態のよさだけで購入を決断してしまい、間取りの使いやすさを考慮していませんでした。

 

【解決策・トラブル防止法】

内覧する際は室内がキレイかどうか、設備が正常に動くかどうかだけでなく、実際に生活したときのことまで考えて確認すべきです。

住んだときのことを考えて内覧すれば、使いにくい部屋や設備があるのかわかります。

住みやすい間取りに変更できる場合もありますが、その際には多額のリノベーション費用を予算に入れておかなければなりません。

 

マンション内にトラブルメーカーがいるのを知らずに買ってしまった

 

【失敗事例】

マンションを内覧する際にトラブルメーカーが住んでいないか、不動産会社に聞くのを忘れてしまった。

購入後、隣にトラブルメーカーが住んでいることがわかり、騒音の発生やゴミ出しマナーの悪さなどでストレスの溜まる日常を送ることになった。

現在、自宅を売却して引越ししようか悩んでいます。

 

【解決策・トラブル防止法】

マンションを購入する前には、トラブルが発生していないか不動産会社と売主に確認するとよいでしょう。

管理組合で問題になっているトラブルなら、組合の議事録に問題の内容や当事者の氏名が残っているケースもあります。

また、議事録に記録されていないことでも、売主に聞けば判明する場合もあります。

 

まとめ

 

不動産を購入する際には注意すべきポイントを押さえておく必要があります。

 

どのような点に注意する必要があるのかは、実際に起きた失敗の内容を

知れば対策が可能です。

失敗事例を多く理解するほどトラブルに巻き込まれにくくなり、

満足いく不動産購入につながります。

 

失敗事例を確認してもトラブルを防止できる自信がない方は、

田村商会にお気軽にお問い合わせください。

長年の実績で培ったノウハウをもとにアドバイスしますので、

安心して不動産をご購入いただけます。