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2018年05月15日

不動産の無料相談

大阪宅建協会北摂支部では、週に3回ほど無料相談を支部で実施しています。

会員が持ち回りで担当し、午後1時から4時までの間、待機しています。

 

昨日は私が当番でしたが、2組の相談がありました。

 

1組目は、売買契約書の内容をチェックして欲しいという売主からの相談でした。

買主の不動産会社が作成したという売買契約書の案文をみますと

書き間違い、抜けている条文、事前に打ち合わせしていない内容を書くなど

散々な契約書でした。

 

仲介業者を介さずに契約するので、売主も自分でチェックしなければいけないという

ことで相談に来られたと思います。

 

今までの経緯を聞いたうえで、アドバイスさせて頂きました。

 

2組目は、賃貸マンションの契約を息子がしたが、仲介業者の説明不足で解約した。

解約に伴う費用の返金が2週間後になるという話になり、どうしたらよいかという

相談でした。

 

管理会社と仲介業者の対応に関するものですので、早く返金するように

再度交渉するしかないですとアドバイスしました。

 

解約に伴い、次の物件を契約したいが、費用が返金されないと手持ちがないという

ことで返金を早めて欲しいというお客様の事情はよく分かります。

 

預かったお金を返すだけですので、もっと早くできると思いますが、

会社によって経理上の都合があるのかもしれません。

 

説明不足の内容は、エアコンのスリーブ穴がなく、設置できない部屋があり

事前に説明がなかったということでした。

 

また、空き予定の段階で物件を紹介され、同じマンションの別の部屋を内覧し、

同じ間取りであるとの説明を受けていたが、契約後に部屋を内覧すると

全然違う間取りに以前から改装されていたという事情もありました。

 

もっとしっかりした不動産会社に最初から相談すべきだったと相談者は

嘆いていました。

 

こういう相談が毎月のように寄せられています。

皆様も注意してください。