新着情報 / お知らせ / 不動産コラム

TOPICS

2026年10月11日

不動産売却のよくある質問(Q&A)契約責任・建物調査・税務・法律編

不動産の売却では、売却中のやり取りだけでなく「売却後のトラブル防止」や「法的な責任」「節税手続き」についての正しい知識を持つことが非常に重要です。

特に近年は、法改正による契約不適合責任の導入やインスペクション(建物状況調査)の普及など、売主様が知っておくべき専門的なポイントが増えています。本記事では、安心して引き渡しを完了させるための実践的なQ&Aをまとめました。

Q1. 不動産売却でよく聞く「契約不適合責任」とは何ですか?売主はどのようなリスクを負いますか?

A1. 契約不適合責任とは、引き渡した不動産に「契約内容と異なる不具合や欠陥」があった場合、売主様が買主様に対して負う法的な責任のことです。

例えば、契約書に記載のない雨漏りやシロアリ被害、給排水管の破裂、建物の構造上の不具合などが売却後に発覚した場合、買主様から修補請求や代金減額請求、最悪の場合は契約解除や損害賠償を求められるリスクがあります。

このリスクを防ぐためには、売却前に物件の状態をしっかり調査し、判明している不具合や老朽化の箇所を「物件状況確認書(告知書)」に包み隠さず記載して買主様へ事前に開示することが不可欠です。

Q2. 売却前に「インスペクション(建物状況調査)」を受けるべきですか?費用やメリットを教えてください。

A2. 築年数が経過している一戸建てやマンションの売却では、インスペクションを受けることを強くおすすめします。

インスペクションとは、建築士などの専門家が建物の構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分のひび割れ・雨漏りなどを専門的に調査するものです。費用は5万〜10万円程度が一般的です。

・売主様のメリット:物件の正確な状態を把握した上で売り出せるため、引き渡し後の契約不適合責任のリスクを大幅に減らすことができます。また、「安心できる物件」として買主様へアピールでき、成約率の向上につながります。

Q3. 実家が遠方にあり、空き家の状態が続いています。売却活動中の管理はどうすればよいですか?

A3. 空き家のまま売却する場合、適切な管理を行わないと防犯面や建物の痛みが進み、査定額の低下に繋がります。

遠方にお住まいで定期的な訪問が難しい場合は、不動産会社による定期巡回サービス(換気・通水・庭木の確認など)や、地元の管理サービスを活用するのが有効です。

また、手入れが行き届いていない庭木や敷地内の草刈り、室内の簡易清掃を事前に行っておくだけで、内見時の印象が格段に良くなります。当社では売却前の草刈りや清掃手配などのサポートも行っておりますので、遠方でお困りの方も安心してご相談ください。

Q4. マイホームを売却したときの「3,000万円特別控除」とはどんな制度ですか?誰でも使えますか?

A4. マイホーム(居住用財産)を売却した際、売却益(譲渡所得)から最高3,000万円まで控除できる非常に手厚い節税制度です。

この特例を適用できれば、売却益が3,000万円以下であれば譲渡所得税・住民税が実質0円になります。

・主な適用要件:ご自身が実際に住んでいた家屋であること(住まなくなってから3年目の12月31日までに売却すること)、売主と買主が親子や夫婦など特別な関係でないこと、前年・前々年に同じ特例を受けていないことなどがあります。

なお、特例の適用により税額が0円になる場合であっても、必ず確定申告を行う必要がありますのでご注意ください。

Q5. 個人の不動産売却で、消費税はかかりますか?インボイス制度の影響はありますか?

A5. 原則として、個人がマイホームやマイホーム用の土地を売却する場合、売買価格自体に消費税はかかりません。

マイホームの売買は「非課税取引」となります。ただし、売却に伴う諸費用(不動産会社へ支払う仲介手数料、司法書士への報酬、解体工事費用など)には消費税がかかります。

また、投資用アパートや事業用ビルなどを売却する場合や、売主様が個人事業主で課税事業者である場合は、建物の売買価格に消費税が発生するケースがあります。インボイス制度の影響を受ける場合もございますので、事業用不動産の売却時には事前に税理士や専門家へ確認することをおすすめします。

まとめ:法律・税務の疑問も早めの専門家相談でクリアに

不動産の売却は、物件の条件だけでなく、契約不適合責任や税金の控除特例など、法的な側面を正しく理解して進めることが成功の鍵となります。

不安な点やご自身のケースで使える特例があるかどうかは、地域の市場動向と法律・税務の両面に精通した専門家へ事前に相談することで確実に整理できます。弊社には、顧問弁護士と税理士がいます。お客様の資産を安全に、そして最も有利な形で次へと引き継ぐ「あんしん仲介」でお手伝いいたしますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

池田市内の不動産は、地元をよく知る不動産会社に相談してください。

田村商会は顧問弁護士や顧問税理士とも連携し、「不動産の困りごと」に関してアドバイスやご提案ができます。

担当の田村は宅地建物取引士だけでなく、公認不動産コンサルティングマスターの資格も取得しております。 地元に密着した営業活動を続けてきた中で培ったノウハウを基にお客様のご要望をお聞きしながら、解決策をご提案します。 田村商会の「不動産なんでも相談」はこちら。もちろん各種ご相談は無料です。
LINEでお問い合わせ