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TOPICS2018年09月22日
基準地価2018
先日、国土交通省から今年の基準地価が発表されました。
7月1日時点の地価調査に基づく数字です。
全国平均が全用途で27年ぶりに上昇となりました。
特に地方圏で上昇した地点が2890に増えたことが大きな要因です。
一番上昇した地点が北海道のニセコにある商業地域で
前年比約45%上昇しています。
外国人観光客が急増していることで需要が高まっていることが
要因です。
大阪でもミナミの戎橋周辺の商業地域がキタのグランフロント周辺を抜いて
一番地価が高くなりました。
各地で外国人観光客の急増に伴うホテル用地を中心に
土地が値上がりしている状況が続いております。
池田市では、昨年より上昇した住宅地は室町と城南だけです。
昨年より下落したのが伏尾台と中川原町で、その他は横ばいでした。
これもここ数年続いている状況です。
駅近くの住宅地が上昇し、郊外の住宅地は下落か横ばいとなっており
地価は二極化していきます。
地価については、来年も同じような結果になると思いますが、
銀行融資が厳しくなりつつありますので、投資用不動産は停滞気味です。
自己資金が2割~3割程度ないと購入は難しくなっていますので
売り物件の在庫が増えております。
最近3~4年間は特に加熱していましたので、調整時期に入りました。
物件を見極める目とタイミングが重要になっています。