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2019年04月28日

空家率よりも空家戸数が大事

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本日の日経新聞朝刊の記事です。

総務省の調査で空家の戸数が846万戸になり、

全国の空家の割合が13.6%と集計されています。

 

都道府県の空家率ランキングが表記されていますが、

これを見て皆さんはどう思いますか?

 

1位 山梨 2位 和歌山 3位 長野 4位 徳島 5位 高知

 

47位 埼玉 46位 沖縄 45位 東京 44位 神奈川 43位 愛知

 

ちなみに大阪は21位です。

 

大事なのは空家戸数なのに空家率で表記されていますので

本当の課題が見えなくなっています。

ランキングだけ見ると地方は空家が多くて大変だなと思いませんか。

 

しかし、空家戸数でランキングをつくりますと

 

1位 東京 2位 大阪 3位 神奈川 4位 愛知 となります。

 

つまり空家が多くて問題なのは、地方ではなく大都市なんです。

ちなみに 東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪の空家数の合計は

北海道を除いた40府県の空家数とほぼ同じです。

 

空家率で比較する必要はないと思いますが、

いつもこのような表記で空家問題が取り上げられています。

 

そろそろ空家戸数で表記して、注意喚起してほしいと思います。

大都市圏の空家問題を優先して取り組むべきだと思います。


 

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