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2020年03月08日

安くて、いい物件ないですか?

安くていい物件ないですか?と聞かれることがあります。

 

不動産の価格は、売主が決めますが、需要と供給のもとに

不動産市場は成り立っていますので、いい物件はやはりいい値段します。

 

仮に安くていい物件があれば、不動産会社がいち早く購入しています。

一般の方が知る前に検討できるからです。

 

但し、いい物件で安いというのは、何らかのリスクが伴うという条件が

必ずついています。

 

たとえば、室内を確認できない、第3者に賃貸中である、土地の境界が不明瞭

相当なリフォームや解体費用が必要、近所と揉めている等のリスクです。

 

リスクの度合いに伴って、価格は下がります。

リスクが高い場合、買いたいという方がいないと

売りたいという方は、価格を下げるしか方法がなくなります。

 

売主がはやく売りたい場合も価格が下がりやすい傾向があります。

近所に知られたくないから水面下で売ってほしいと言われると

広告活動ができませんので、口コミで物件を紹介し、割安感をだすことで

買う方の興味をひくことになります。

 

色々と売主様によって事情がありますが、

通常は1円でも高く売りたいというのが本心です。

 

買主も1円でも安く買いたいというのが本心ですので、

いい物件を安く買いたいという気持ちは分かりますが、

価格決定権は売主にありますので、なかなか難しいです。

 

相場に見合った価格で特に問題がなければ、

十分購入に値すると思います。

 

検討段階でこの物件よりもいい物件が出てくるのではないかと

考えることがあると思いますが、それを考えるとエンドレスで

探すことになります。

 

いつそのお客様の条件にあう物件がでるのか分からないですし、

不動産は待って出てくる物でもないからです。

 

買うべき時期にある程度物件を見て、比較検討をした上で

購入の決断をできれば、後悔することは少ないと思います。