新着情報 / お知らせ / 不動産コラム

TOPICS

2020年04月26日

売却査定依頼ページを追加しました。

弊社のホームページは複数ありますが、

田村商会グループのホームページで売却査定のページ

新たに追加しました。

 

最近はネットの一括査定を利用する方が増えています。

この影響で各社の査定額が軒並み相場よりも

高くなっている傾向があります。

 

弊社も一括査定サイトに登録していますが、

査定依頼を頂いて他社で売り出されることになった物件を

見ますとだいたい2割以上相場より高い価格で売出しされています。

 

3,000万円程度の物件が3,600万円以上という設定です。

ある程度時間が経ちますと売れないので、値下げして販売活動をしています。

最初の販売活動の意味が本当にあるのでしょうか?

 

どの物件も売出し当初に問い合わせや見に来られる方が

そのエリアで真剣に探しているお客様です。

 

真剣に探している方は毎日のようにポータルサイトを

チェックされていますから、希望の物件が出たときの動きも早いです。

 

相場より2割以上高く売り出すことによってこの一番コアのお客様を

取り逃がし、販売期間を長期化させ、結局値下げして売ることになります。

 

売主様にとって少しでも高く売るということは当然だと思いますが

高すぎる価格設定がマイナスになることも意識する必要があります。

 

本来の査定の意味は、売出しから3ヶ月以内に売れる相場を提示することです。

根拠なく高い金額を提示して、さもお客様がいるかのように装っている会社が

横行していますので、注意してください。

 

ポストに投函されている「お客様がいます」というチラシも同じです。

たまに予算まで書いているチラシもありますが、物件を高くても買いたい方は

ほとんどいないです。買主様はできるだけ安く買いたいと思っています。

 

また、一括査定に登録すると複数の会社からどんどん電話もかかってきますし、

しつこく営業されますので、苦手な方は注意してください。

 

査定は相場を知ることが目的です。

できるだけ高く売るためには、売出し前の準備と販売当初が肝心です。

高い価格で売り出すことは戦略でも何でもありません。