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2020年12月06日

売買契約のキャンセルについて

弊社のホームページで見られているページを分析しますと

私が昨年8月に書いた「売買契約の直前キャンセルはやめてほしい」という

ブログ記事が全体の2位になっていました。

 

おそらく「売買契約 キャンセル」等でグーグル検索されている方が

ブログを見られていると思います。

 

不動産購入の申し込みをして契約日も決めたものの、やっぱりやめたい

というお客様が見ておられるかなと推測します。

 

基本的に不動産の売買も賃貸も契約前であればペナルティなく、

キャンセルは可能です。

 

キャンセルに至る背景には色々と事情が異なりますので

キャンセルすることが全て悪いわけではないです。

 

私はお客様にデメリットも情報開示し、物件説明も十分に行って

資金計画も確定してからしか、申込書を受け取りません。

 

仲介する担当者によってこの点は様々です。

 

月末や決算期が近づくと数字に追われている会社は

1件でも多く契約するために強引に月末までに契約日を

設定することがあります。

 

たまたま月末に物件を案内してもらい、強引な営業によって

申込書を書いてしまったが、後でよく考えてみるとキャンセルしたいという

思いがでてきて、困っている方が多いのかもしれません。

 

そういう場合はなるべく早くキャンセルしますと仲介業者に伝えてください。

やめたい時は早いほどいいです。

 

私が以前書いた事例は、現地案内を2回して、その後3週間も検討期間があってから

購入申込された方の話です。1回だけ案内され、少し説明を受けて当日に申し込み

された場合などとは状況が違います。

 

十分な検討期間の中で疑問点や問題点をクリアして、購入意思が固まってから

申込書を提出すれば、キャンセルすることはないと思います。

 

仮に他の方が先に申し込みされて、物件が無くなった場合は

縁が無かったと諦めることも仕方がないと思います。

 

他人より早く結論を出すためにローンの事前審査や物件見学も色々として

比較検討できるように事前準備をしておくことは必要ですが、

申込書の提出は慎重に行ってください。お互いに嫌な思いをせずにすみます。