今年の公示地価が23日に国土交通省から発表されました。

2021年1月1日時点の地価となります。

全国の全用途平均は前年比0.5％マイナスと6年ぶりに下落しました。

大阪圏は商業地が1.8％マイナス、住宅地が0.7％マイナスとなりました。

商業地の下落は8年ぶり、住宅の下落は4年ぶりとなります。

池田市においては、城南、城山町、姫室町、石橋3丁目の住宅地がやや上昇、

その他は横ばいでした。商業地は栄町だけですが、やや上昇となっています。

以前からの地価上昇は、大阪市内のホテル用地や収益物件用地の取得合戦や

過剰な不動産投資により地価がバブル時のように上がりすぎていましたので、

20％超の地価下落は想定内だと思います。

特に大阪の商業地は8年間も上昇していましたので、まだ下がる余地はあると思います。

池田市は、上記のような地価上昇もなく、実需で地価が推移していますので

コロナの影響もなく、地価は落ち着いております。

今後も人気エリアはやや上昇、その他は横ばいかやや下落で推移すると思います。