本日の日経新聞朝刊27面記事です。

コロナの影響で住宅ローンの返済が困難になり、自宅を売却される方が増えているようです。

差押登記をされてからでも任意売却は可能です。競売よりも高く売れる可能性がある物件は

任意売却をして、少しでも残債を返済する方がいいです。

但し、住宅ローン以外に固定資産税や健康保険料なども滞納すると行政からも差押登記をされて

しまいます。任意売却を選択した場合、行政の差押登記も抹消が必要になりますので、

行政との返済に向けた話し合いが上手くいくかどうかがポイントになります。

任意売却はどの不動産会社でも仲介できるものではなく、経験がある方でなければ対応できません。

債権者であるサービサーや行政との交渉や手続きの進め方を理解している担当者でなければ

売却が途中で頓挫する可能性もあります。

また、競売開始決定となるとその情報が不動産会社に漏れて、色々な会社からアプローチが

きます。甘い話を持ちかけてくる悪徳業者もいますので、注意してください。