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TOPICS2021年12月06日
建築条件付きの売り土地
売り物件で建築条件付き売り土地と記載されている場合があります。
この土地は売主が指定する工務店等と土地契約後、3ヶ月以内に請負契約を締結することを
条件にして販売活動がされている物件です。
建売住宅ではないので、土地と建物の契約が別になります。
売主によって変更内容の対応は異なりますが、間取りや設備仕様も変更が可能です。
立地が気に入って土地だけ買いたいという場合に売主に交渉すると建築条件を外して
くれるときもあります。特に分譲地で売れ残ってしまった最後の1区画などはチャンスです。
この場合、売主が建物で想定していた利益を土地代に加える必要がありますので、
土地の販売価格は上がります。上昇幅は様々ですが、200万円~300万円は上がります。
自分の好きなハウスメーカー等で家を建てたいニーズは多いですが、土地だけを買うのは
かなり大変です。土地の取得は不動産会社と競合しますので、スピードで負けてしまいます。
一般の方は売り土地情報を得てからプランを検討し、建築費の見積を取得して資金計画を立て
住宅ローンの仮審査をしてから購入申込書を提出となりますので、最低でも1週間はかかります。
不動産会社は物件調査をして、問題なければすぐに購入の決断ができますので、早い会社は
2日もあれば購入申込書を提出してきます。
土地面積の大きな土地を不動産会社が購入して、区画割りし、分譲するケースも多いので
そういう場所で建築条件が外せるかどうかを交渉して、土地を購入できれば理想の家が
建築できると思います。