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2022年02月15日

不動産売却の流れ

不動産の売却相談を頂く場合の流れについて説明します。

最初に売却物件の概要をお聞きします。

住所、土地面積、建物面積、築年数、マンション名、専有面積、階数、間取りなどを

教えて頂ければ机上査定はできます。

具体的に進める場合は、市役所や法務局で物件の調査をして、査定書や報告書を作成します。

査定内容については面談でお伝えし、査定価格と共に売却方法や戦略を提案します。

その後、正式に売却依頼を頂く際には媒介契約を締結し、売却活動に入ります。

媒介契約は3ヶ月が期限となり、3ヶ月で成約しなければ更新をしていくことになります。

媒介契約には、専任と一般とがありますが、窓口を1社に絞る専任媒介が多いです。

理由としては、専任媒介で契約すると他の不動産会社にも情報を公開する義務が生じます。

レインズに売り物件を登録すると様々な不動産会社がお客様を紹介してきます。

一般媒介はこのレインズへの登録義務がなく、複数の不動産会社と売主様が媒介契約する形です。

一般媒介で2社以上の不動産会社に依頼するメリットは、ほとんどないと思います。

売却物件が空室であれば何社にも鍵を預けることにあり、案内時の電気の消し忘れや施錠など

に不備があった場合、どこの会社が案内したのかを調べるのが難しくなります。

専任媒介であれば窓口の会社だけが鍵を預かり管理していますので、どの会社が案内したのか

容易に分かります。また、商談が入った時やなかなか売れない時に売主様の代理人として

窓口が1社の方が色々と相談もしやすいと思います。

そうなると、何を基準に売却依頼先を決めるかが重要です。

会社の規模や査定価格ではなく、担当者の力量と人間性が大切だと私は思います。

初回の面談で力量を見極めるのは難しいと思いますが、口コミやホームページを参考に

仲介実績や経験が豊富かどうか、相談時に信頼できる人かどうか等で判断して下さい。

成功する不動産売却は、担当者選びで変わることは間違いありません。