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TOPICS2022年08月04日
不動産購入は事前の計画が大切です!
住宅ローンを借りて不動産を購入するときには、購入した後の生活まで考えて
購入検討をしなければなりません。住宅ローンの返済は楽ではなく、
現金も諸経費で使ってしまうケースがあります。
そのため、あらかじめ不動産購入の計画を綿密に立てておくことが重要です。
本記事では、不動産を購入するための計画について解説していきますので、
不動産を探す前の参考にしてください。
不動産を探し始める前に準備しておかなければいけないこと
不動産を購入する前にはどのような不動産を購入し、どのような価格帯で探していくのか
決めておく必要があります。不動産購入の資金計画を立てるのに、どのような不動産を
購入するかが決まっていないと計画自体が立てられないからです。
どのような不動産を購入するのかにより、諸経費や住宅ローンの返済額も変わってきます。
このことを知らずに不動産を探し出してしまうと、気に入った物件が高額な家で、
良い家が見つかったと思ってもローンの返済金額が高すぎて諦めなければならないなどの
事態が起きてしまいます。
ここからは、どのような不動産を検討していくのか、を考えるために
必要なことを紹介していきます。
一戸建てやマンションの特徴とつかんでおく
住宅は大きく分けると一戸建てかマンションです。そのため、この2つの特徴を
つかんでおくことにより、まずどの種別の不動産を購入するのか判断します。
一戸建ての特徴
一戸建ての主な特徴は、次のとおりです。
- 建物が自分のものになるため好きにリフォームや増改築をおこなうことができる
- 注文住宅を建築するときには間取から好きなように設計ができる
- 駐車場や庭など土地があり自由に利用することができる
- 隣地との騒音問題が発生しにくい
一戸建ては建物や土地を自由に使うことができ、毎月の管理費等や駐車場代がいらないのも
一戸建てに住む大きなメリットです。
マンションの特徴
マンションの特徴は、次のとおりです。
- 修繕積立金制度がありマンションの修繕を管理してくれる
- オートロックなど防犯面ですぐれる
- 上階の景色を楽しむなどができる
- 一戸建てに比べ貸しやすい
マンションは、全体で管理することによりメンテナンスが日々おこなわれます。
構造が鉄筋コンクリート造で耐震性や耐久性は木造よりも勝ります。
諸経費は新築と中古では金額が違うことを理解しておく
新築住宅は最新の設備などが導入されていたり、不動産会社の販売利益が販売価格に
上乗せされていたりするため割高になります。一方、中古住宅の価格は安いものの、
リフォームをする必要性があったり、新築に比べ税金の優遇が少なくなったりします。
登録免許税や不動産取得税は、建物の築年数が新しいと減税を受けることができる税金です。
築年数が1981年以前の建物は、減税が利用できないケースがあるため注意しましょう。
このようなことがあるため、住むまでにどれくらいの費用がかかるか、購入金額、諸経費、
税金を合算して、新築がお得なのか、中古がお得なのかを判断しておかなければなりません。
販売価格だけで判断せず、住むまでに必要な総額を考えておくことで、新築にするのか、
中古にするのかの判断がしやすくなります。
住宅ローンの返済額などを事前に把握しておく
住宅ローンを借り入れる際に、おおよそ年収の何%かに返済額が収まっていれば、
生活が安定します、と言われたり聞いたりしたことはないでしょうか。
しかし、これは個人個人で違うはずです。そのため、自分は住宅ローンの返済が
毎月どのくらいできるのかをしっかりと判断しなければなりません。
そして、住宅ローンの返済額だけではなく、年に1度課税される固定資産税、
マンションの場合に月々支払う必要がある管理費・修繕積立金の金額も忘れずに
計画に盛り込むようにしてください。
また、住宅ローンは金利により返済額が変動したりします。金利が少し上昇するだけで
返済額が大きく変わる場合があるため、余裕のある返済計画を立てることが重要です。
金利が安いから変動金利にする、長年金利が変わらないから固定金利にするという
単純な考えではなく、金利が変わってしまったときに返済額がいくらくらい変わるのか
具体的に知っておく必要があります。
この計画を立てるためには、自身のライフスタイルを洗い出しする必要がありますが、
なかなか生活費を洗い出すのは難しいことでもあるため、
不動産会社やファイナンシャルプランナーに相談してみるのが良いでしょう。
まとめ
不動産購入をするときには、不動産を探すより前に、どのような不動産を探していくのかを
計画していくことから始めます。
計画をするには、一戸建てとマンションとの特徴を比較したり、
新築と中古の費用を比較したりします。
そして、費用の概算が算出できたら、住宅ローンの返済金額が本当に返済できる金額なのかを
検討していきます。自分の支払い金額を見直したり、不要な支払いを削ったりする必要があるため、
不動産会社やファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談することが重要です。
田村商会では購入の資金計画から相談に乗り、不動産探しまでお手伝いさせていただきます。
不動産購入を検討されている方は、不動産を探し出す前に田村商会まで
お気軽にお問い合わせください。