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2023年04月14日

買取仲介と買取って違うの?買取仲介のメリットとデメリットを解説!

不動産をすぐに現金化するときには、買取を利用することは多くの方に知られています。

しかし、買取仲介をご存じの方は少ないかもしれません。

 

買取仲介とは、不動産仲介会社が買取業者を厳選して、不動産売買仲介をする売却方法です。

買取と買取仲介は違うため、それぞれの違いを理解してから利用しましょう。

 

本記事では買取仲介とは何か、買取と買取仲介との違い、買取仲介のメリット・デメリットなどについて解説します。

記事を最後まで読み進めていただければ、買取仲介と買取りの違いがわかり、不動産を現金化するときの最適な方法がわかります。

 

買取仲介とは

買取仲介とは、不動産仲介会社が買取業者を買主として連れてきて、不動産売買契約を締結する方法です。

仲介と買取は違うものであり、仲介と買取を合わせたものが買取仲介です。

 

買取仲介と買取との違い

買取仲介と買取との違いを解説する前に、仲介と買取の違いを紹介します。

仲介と買取の主な違いは次の表のとおりです。

 

仲介

買取

買主主に個人不動産買取会社
売却手続期間買主を探すのに時間がかかる場合が多い仲介に比べ売却手続き期間は短い
売却価格相場価格で売却できる可能性がある相場より売却価格が低くなることもある

 

仲介と買取との違いを文章にすると、次のとおりです。

  • 仲介は売却に時間がかかるが高く売れやすい
  • 買取は売却金額が低くなりやすいがすぐに現金化できる

 

買取仲介と買取との違いは次のとおりです。

  • 売主と不動産買取会社とが直接売買するが買取
  • 売主と不動産買取会社の間に不動産仲介会社がいるのが買取仲介

買取仲介と買取りとの違いは、不動産仲介会社が介在しているかどうかの違いです。

しかし、不動産仲介会社が介在しているかどうかで、買取仲介を利用するメリットやデメリットが発生します。

買取仲介のメリット・デメリットについては次章で解説します。

 

買取仲介のメリット

買取仲介を利用することには様々なメリットがあります。

本章では、買取仲介を利用するメリットについて解説します。

 

高値で買い取りしてくれる業者を探してくれる

買取仲介では不動産仲介会社が高値で買い取りしてくれる業者を探してくれるメリットがあります。

 

不動産仲介会社の仲介手数料は売買金額が高くなればなるほど高額になります。

そのため、不動産仲介会社は率先して高値買取の買取業者を探してくれるのです。

 

契約内容を不動産仲介会社がチェックしてくれる

不動産仲介会社は売主と買主、どちらかに偏った不動産売買契約書は作成しません。

どちらかに偏った内容にすると、トラブルに発展しやすいからです。

そのため、買取仲介を選択すると、買取業者に有利な内容の売買契約書作成防止になります。

 

買取だと不動産売買契約書のチェックをしてくれる第三者がいないため、知らず知らずの内に売主に不利な契約をさせられる危険性があります。

 

買取のメリットをそのまま活かせる

買取の場合、契約不適合責任を負わない、室内にある物は残していってもよいなど売主に都合のよい契約ができます。

買取仲介の場合も買取と同じく、売主に都合のよい契約事項を契約書に入れられます。

 

なお、契約不適合責任とは、売主が契約書記載内容通りの不動産を引き渡さなかったとき、契約書記載内容に見合うような補修・損害金支払などをしなければならないという責任です。

たとえば、給湯器が壊れていないと申告し引き渡したものの、引き渡し直後に給湯器を使用したら壊れていたと仮定します。

このような場合、売主は給湯器が使える状態にしないといけないため、壊れた給湯器改修もしくは取り替えをしなければなりません。

 

買取仲介のデメリット

買取仲介をすることにはメリットも多いですが、デメリットも存在します。

そのため、買取仲介を利用するときにはデメリットも理解しておかなければなりません。

本章では、買取仲介のデメリットについて解説します。

 

仲介手数料がかかる

買取仲介には不動産仲介会社が介在しているため、不動産仲介会社に仲介手数料を払わなければなりません。

そのため、買取仲介は買取よりも諸費用が上がってします。

 

ただし、不動産仲介会社が高値買取業者を探してくれるため、仲介手数料を払っても買取仲介を依頼したほうが手元に残る金額が大きくなることもあります。

買取だと買い叩かれる可能性があるからです。

 

日程調整に手間取るときもある

買取仲介には不動産仲介会社が連絡役として入ってしまうため、買主に直接連絡ができません。

連絡するのにワンクッション入ってしまい、連絡のレスポンスが遅れるときもあります。

そのため、不動産仲介会社の動きが悪いと日程調整に手間取り、取引にストレスを感じることがあります。

 

まとめ

不動産を急いで現金化するときには、買取業者の言いなりになってしまうケースがあります。

しかし、買取仲介で売却すれば不動産仲介会社が交渉内容・契約内容をチェックしてくれるため、たたき売りをする心配はありません。

安心して買取をしてもらいたいなら買取仲介も検討したほうがよいでしょう。

 

もちろん、田村商会でも買取仲介をしております。

不動産を早急に現金化したいが、安心して売却したいという方は、お気軽に田村商会までご連絡ください。