不動産を早く売りたいと思っている人は多いと思います。

それでは不動産を早く売却できる可能性がある「ホームステージング」はご存じでしょうか？

ホームステージングは不動産早期売却につながる[ty1] ため、近年注目を集めています。

実施件数も多くなってきたホームステージングとはどのようなものなのでしょうか。

本記事では、そのようなホームステージングについて解説していきます。

ホームステージングとは

ホームステージングとは、建物内におしゃれな小物や家具を配置し、モデルルームのようにすることで不動産の早期売却を目指すサービスです。

近年、新築不動産よりも中古不動産の取引件数が多くなり、中古不動産を売却するときの必須サービスとして利用件数が増加しています。

一般社団法人日本ホームステージング協会発行データ[ty2] によると、ホームステージングをした不動産仲介会社の44.7%は非常に効果があったと回答。

非常に効果があったという回答と、効果があったという回答を足すと87.3%にもなるのです。

ホームステージングは、不動産会社が効果あると感じるくらいの効果があるということです。

ホームステージングには「バーチャルホームステージング」と「リアルホームステージング」があり、バーチャルはCGで写真を加工し、現地には存在していない家具を写真上に表示させます。

一方、リアルは不動産内に本物の小物や家具をレンタル・配置して写真撮影をおこなう方法です。

ホームステージングのメリット

ホームステージングを実施する人が増加しているのは、実施するメリットが多いからです。

ホームステージングには、次のようなメリットがあります。

• 内覧件数が増える
• 買い手の購入意欲が高まる
• 家具の配置方法などが実感できる

本章では、ホームステージングを実施するメリットについて解説します。

内覧件数が増える

一般社団法人日本ホームステージング協会発行データによると、ホームステージングをする前よりも、実施後6割以上の物件で内覧数が増えたという結果が出ています。

ホームステージングした物件の写真をインターネットに掲載すると、閲覧数も上がるというデータもあります。

買い手に多くインターネットを見てもらうことにより、早期売却が可能になるわけです。

買い手の購入意欲が高まる

インターネットにおしゃれな写真が掲載されていると買い手の購入意欲が高まり、不動産の早期売却につながります。

不動産の買い手は物件を雰囲気の良さで購入するケースも多く、物件をよくみせる写真の掲載は非常に重要です。

家具の配置方法などが実感できる

リアルホームステージングの場合、実際に家具が配置されているため、買い手は内覧時に家具の配置方法が実感できます。

家具配置がわかると買い手は、内覧時に入居後のイメージがつきやすくなります。

買い手の悩みである空間利用が内覧時に解決できるようになれば、購入までの意思決定がスムーズに進むことでしょう。

バーチャルホームステージングがおすすめ！

ホームステージングには「バーチャル」と「リアル」があることはお伝えしました。

それではどちらのホームステージングの実施がよいのでしょうか？

答えは「バーチャルホームステージング」がおすすめです。

バーチャルホームステージングがおすすめの理由は、次のとおりです。

• リアルよりも費用が安い
• 荷物の撤去や配置が必要ない
• 家具などを設置しても不動産を痛めない

バーチャルホームステージングは、リアルに比べ費用が5分の1程度で済むといわれています。

ホームステージングを依頼する会社によって金額は変わりますが、費用を抑えたい人はバーチャルホームステージングを利用するほうがよいのでしょう。

バーチャルホームステージングの注意点

バーチャルホームステージングには多くのメリットがあり、不動産の早期売却につながります。

しかし、実施するときの注意しなければいけないポイントもあります。

• 過度に演出しすぎない
• 搬入できない家具を写真に掲載しない

本章では、バーチャルホームステージングの注意点について解説します。

過度に演出しすぎない

バーチャルホームステージングをするときには、過度の演出をしてはいけません。

バーチャルホームステージングを過度に演出すれば写真の見栄えは良くなります。

しかし、過度の演出した写真を見てから現地を見ると、ギャップの違いに購入意欲が減退してしまいます。

買い手の購入意欲が減退すると逆に不動産が売れなくなるので注意しましょう。

搬入できない家具を写真に掲載しない

バーチャルホームステージングでは写真に好きな家具を配置できますが、実際に配置できる家具のみを写真に載せましょう。

たとえば、マンションの廊下が狭く大型冷蔵庫の搬入できないにもかかわらず、バーチャルホームステージングで大型冷蔵庫を配置してしまうなどです。

このように実際配置できない家具を写真上で表示させてしまうと、買い手とトラブルになるため注意しましょう。

まとめ

ホームステージングにはバーチャルホームステージングとリアルホームステージングがあります。

どちらも不動産の早期売却につながるため、近年は多くの人が実施しています。

ホームステージングを利用したい方は、お気軽に田村商会までご連絡ください。

ホームステージングにかかる費用などを丁寧にお伝えします。

不動産を早く売却するためにホームステージングを活用していきましょう。

 [ty1]https://www.homestaging.or.jp/file/news20230306.pdf

参考

 [ty2]https://www.homestaging.or.jp/file/hswp20220309.pdf