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2024年01月11日

確定測量と測量って違うの?なぜ不動産の売買で確定測量が必要のか解説

土地や一戸建てを売却するときには、確定測量をおこないます。しかし、確定測量がなぜ必要なのか知らない方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。また、測量と確定測量の違いを知らない方も多いようです。

 

不動産売買するにあたり、確定測量は非常に大切な事柄であるため、どのような内容か理解しておきましょう。

 

本記事では確定測量について詳しく解説しますので、土地や一戸建ての売却を検討している人はぜひ記事を参考にしてください。

 

確定測量と測量の違い

確定測量と測量は内容に違いがあるため、まずはどのような違いがあるのか理解しておきましょう。

 

測量

測量とは、測量士が機材を用いて物の広さや高さなどを測ることです。

 

測量には技術や知識が必要であり、正確に物の大きさを算出しなければならないため、国家資格者である測量士がおこないます。

不動産売買のときには主に土地の広さや高さを測りますが、家屋の大きさを測ることもあります。

 

確定測量

確定測量とは、測量の結果得られた境界について、全隣地所有者と境界線を確認し土地の広さを確定する測量です。

 

確定測量を簡単にいうと、測量プラス全隣地所有者の境界線確認です。

一方、測量は土地の広さを測るだけであり、全隣地所有者から境界線の確認を取らない作業をいいます。

 

確定測量は測量士が測量をおこない、土地家屋調査士が土地の境界を明示し登記します。

土地を測る技術者は測量士であり、測量の結果をまとめて法務局などに申請するのが土地家屋調査士です。

 

確定測量の流れ

土地や一戸建ての売却をするときには確定測量する必要があるため、確定測量の流れを知っておくことも大切です。

 

確定測量の流れは、次のとおりです。

  1. 土地家屋調査士に確定測量を依頼する
  2. 土地家屋調査士が資料収集し、確定測量を依頼された土地の現況測量をする
  3. 測量した結果に基づき仮杭を設置し境界立ち会いをする
  4. 土地家屋調査士が境界確認書を作成し登記する

 

上記の流れには時間がかかり、法務局に申請が集中しているときには3ヶ月~5ヶ月程度かかることもあります。

土地や一戸建ての売却代金を受け取るには確定測量が終わっていなければならないため、早くお金を受け取りたい人は早めに確定測量を土地家屋調査士に依頼しましょう。

 

確定測量が不動産売買時に必要な理由

確定測量が売却に必要な理由は、次のとおりです。

  • 土地の境界線を担保できるから
  • 隣地との越境物の確認ができるから
  • 土地の面積が確定するから

ここからは、確定測量が必要な理由について解説していきます。

 

土地の境界線を担保できるから

確定測量をおこなうと、土地の境界線を担保できます。

 

土地や一戸建てを売買するときには、隣地との境界が明確になっていないと隣地トラブルになってしまうケースがあります。

しかし、確定測量が終わっていれば、隣地と所有者の間で納得した境界線ができるため、隣地トラブルの発生の防止が可能です。

 

隣地との越境物の確認ができるから

確定測量が終わっていると、隣地との越境物がないか確認できるようになります。

 

確定測量では境界線が確定するため、境界線から越境している物が確認できるようになります。

隣地からの樹木が所有地に越境していたり、所有している家屋の屋根が隣地に越境していたりすることは多いですが、境界線が確定していないと本当に越境しているかどうか判断できません。

 

越境物があるかどうか、越境幅はどの程度なのかわかれば買主も安心して不動産を購入できるようになります。

 

土地の面積が確定するから

確定測量が終わると土地の境界線がすべて決まるため、土地の面積が確定します。

 

土地の面積は売買金額に大きく影響するため、確定測量をおこなってから不動産売買契約を締結すれば売買代金が変わることはありません。

しかし、不動産売買契約後に確定測量をして、契約書に記載した土地面積よりも実際の面積が小さかった場合、売買金額を調整し下げなければいけないケースもあります。

 

確定測量についてよくある質問

確定測量についてよくある質問は、次のとおりです。

  • 確定測量後に境界標がなくなった場合どうしたらいいですか?
  • 確定測量の費用の目安はいくらですか?
  • 知り合いに土地家屋調査士はいないのですがどうしたらいいのですか?

土地や一戸建てを売却するときには確定測量をおこなうため、不動産売却をする多くの人が確定測量と関わりをもつことになります。

しかし、確定測量の内容をすべて理解している人は少なく、確定測量についてわからないことや疑問をもっている人も多くいます。

ここでは主な質問を紹介していきますので、不動産売却時には確定測量について理解を深めておきましょう。

 

確定測量後に境界標がなくなった場合どうしたらいいですか?

確定測量後に境界標がなくなった場合、境界標の復元ができます。

 

確定測量した場合、確定測量をした結果が法務局に残ります。

法務局に残った書類を利用し、境界標を復元することが可能です。

境界標の復元は確定測量よりも安く実施できるため、まずは復元ができるかどう土地家屋調査士に確認してみましょう。

 

確定測量の費用の目安はいくらですか?

確定測量の費用の目安は、30万円~50万円程度です。

 

上記の費用目安は一般的な住宅用地の金額であり、土地が広かったり、隣地と接している箇所が大きかったりすると金額が増加することもあります。

もし一般的な住宅用地以外で確定測量をする予定であれば、事前に土地家屋調査士に確定測量の見積もりの取得をおすすめします。

 

知り合いに土地家屋調査士はいないのですが、どうしたらいいのですか?

知り合いに土地家屋調査士がいないのであれば、仲介や買取を依頼する不動産会社から紹介してもらいましょう。

 

不動産会社が利用している土地家屋調査士は不動産売買に慣れており、どのような手続きをしたらよいのか熟知しています。

不動産売買では隣地との越境物がある場合の覚書が大切になるため、不動産に慣れている土地家屋調査士に依頼しないと不十分な覚書を取得する危険性があるため注意しましょう。

 

まとめ

測量と確定測量とは違うものであり、土地と一戸建てを売買するときには確定測量をおこないます。

確定測量は全隣地所有者と境界線の立ち会いをすることで、境界線と土地面積が確定でき、売買金額も明確になるからです。

 

ただし、確定測量は土地家屋調査士に依頼しなければおこなえません。

もし土地家屋調査士の知り合いがいないなら、長年、田村商会とお付き合いしている土地家屋調査士を紹介させていただきます。

不動産売買に慣れた土地家屋調査士を紹介させていただきますので、スムーズな取引を希望している方はお気軽にお問い合わせください。