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2024年03月12日

住宅ローンの選び方とは?金利や団信など比較するポイントを紹介

不動産を購入するとき、どの住宅ローンを選べばいいのか迷ってしまう人は

多いことでしょう。

 

住宅ローンの選び方を間違えてしまうと、数百万円の支払いの違いが出てくるので

慎重に選択しなければなりません。

 

本記事では住宅ローンの選び方、金利や団体信用生命保険を比較する

ポイントについて解説します。

住宅ローンの選び方がわからない人は、ぜひ参考にしてください。

 

住宅ローン選びで数百万円以上の損をしてしまう

 

住宅ローン選びに失敗してしまうと、数百万以上の損をしてしまう

おそれがあります。

 

たとえば、次の条件で金利年1.00%の住宅ローンと、金利年0.50%

住宅ローンにどの程度の違いが出るのか計算します。

 

【計算条件】

  • 借入金額:5,000万円
  • 借入期間:35
  • ボーナス返済・繰上返済:なし

 

上記の条件で計算した場合、次のような月々返済額、返済総額となります。

 

【金利年1.00%の場合】

  • 月々返済額:141,142
  • 返済総額:59,279,814

 

【金利年0.50%の場合】

  • 月々返済額:129,792円円
  • 返済総額:55,912,740[yt1] 

 

このように金利の差が0.50%変わるだけで、返済総額が数百万円

変わってくることがあります。

金利の選択をミスすると、不動産の価格交渉では補えないほどの金額を

支払わなければなりません。

 

住宅ローンを選ぶときのポイント

 

住宅ローンを選ぶときのポイントは、次のとおりです。

  • 金利は店頭金利ではなく適用金利を比較する
  • 団信は金利上乗せを考慮して比較する
  • 手数料がいくらかかるのか比較する

 

住宅ローンは金利だけを比較するのではなく、さまざまな項目を比較しなければなりません。

住宅ローンを比較するには選ぶときのポイントを押さえる必要があるため、まずはどのようなポイントがあるのか確認しておきましょう。

 

金利は店頭金利ではなく適用金利を比較する

 

住宅ローンの金利を比較するときには、店頭金利ではなく適用金利を比較しましょう。

 

住宅ローンの返済金額は、店頭金利ではなく適用金利に影響を受けます。

店頭金利が低かったとしても、適用金利が高いのであれば返済金額は増えてしまいます。

 

借入から数年だけ金利優遇されるのか、返済期間中はずっと金利優遇されるのかによっても変わることには注意が必要です。

 

団信は金利上乗せを考慮して比較する

 

団体信用生命保険は内容の比較だけでなく、金利上乗せがあるかどうかも考慮しましょう。

 

団体信用生命保険の特約には、全疾病保障特約やがん診断特約などがあります。

各金融機関によって特約の内容が違い、特約を付けたときの金利上乗せの違いもあります。

 

同じ保障特約にも関わらず、A銀行は金利上乗せなし、B銀行は金利年0.20%上乗せということもあるため注意しましょう。

 

事務手数料がいくらかかるのか比較する

 

住宅ローンを比較する際には、事務手数料などの初期費用が

いくらかかるのか確認しましょう。

 

申込みする金融機関によって初期費用は大きく変わり、

事務手数料は数万円であるものの、金利上乗せが発生したり、

「借入金額 × 2.2%」が事務手数料だったりします。

 

選択する銀行、選択する支払い方法によっては、数万円~数十万円の

差が出てしまうため、事務手数料がいくら違うのかも

きちんと比較しておきましょう。

 

住宅ローンに通らないときの対策方法

 

住宅ローンに通らないときの対策方法は、次のとおりです。

  • 借入内容を調整して申込みしなおす
  • フラット35の利用を検討する
  • 健康状態で落ちたらワイド団信を検討する

 

住宅ローンには審査があり、クリアする条件を整えておかなければ

落ちてしまいます。

しかし、住宅ローンの審査には対策があるため、対策を理解しておけば

通過率を上げることが可能です。

ここからは、住宅ローンに通らないときの対策方法を解説しますので、

審査に不安がある人はぜひ参考にしてください。

 

借入内容を調整して申込みしなおす

 

住宅ローンに申込みするときには、借入内容を調整してから

申込みしましょう。

 

調整できる主な内容は、次のとおりです。

  • 金融機関の規定する完済時年齢上限よりも早く返済が終わる返済期間にする
  • 自己資金を多くして返済比率を下げる
  • 勤続年数が1年以上になってから申込みする
  • 他社の借入を全額返済してから申込みする など

 

上記のように借入内容を調整できる項目は多くあります。

審査に不安があるときには、項目の1つでもいいので改善してから

申込みしてみましょう。

 

フラット35の利用を検討する

 

金利選択型の住宅ローンに通らなかった場合、フラット35の利用を検討しましょう。

 

金利選択型の住宅ローンとフラット35の審査内容は異なり、

金利選択型の住宅ローンに落ちたとしても、フラット35の審査に

通過したという人もいます。

 

たとえば、フラット35は申込み条件に勤続年数の記載がなく、

勤続年数が短くても申込みが可能です。

必ず審査に通過するとはいえませんが、フラット35を検討するのは1つの方法です。

 

健康状態で落ちたらワイド団信を検討する

 

健康状態を理由に審査に通過しなかった場合、ワイド団信を検討してみましょう。

 

ワイド団信とは、通常の団体信用生命保険よりも審査が緩い保険です。

ワイド団信を利用する場合、金利上乗せになってしまうものの、

ある程度健康状態が悪くても審査に通過します。

 

健康状態に不安がある人は、ワイド団信を取り扱っている金融機関の

住宅ローンに申込みしてみましょう。

 

まとめ

住宅ローンの選び方に失敗すると大きな損失を負ってしまうおそれがあります。

借入金額や返済期間によっては、金利が数%変わるだけでも返済総額が

数百万円も変わってしまうため注意が必要です。

 

住宅ローンには選び方にはポイントがあり、ポイントを押さえておけば

損失を負う可能性は減ります。

ただし、簡単に比較できるものではないため、もし比較が難しいときには

金融機関の窓口に確認しましょう。


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