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TOPICS2024年06月01日
不動産の内覧でよくある失敗事例6選!内覧で成功するためのポイントも解説
不動産売買において「内覧」が非常に大切であるのはご存知でしょうか。
売却において内覧は高く早く売れるかどうかに影響し、
購入においては買ってからのトラブル防止に役立ちます。
内覧の行動しだいで売却も購入も失敗してしまう可能性があります。
満足いく不動産売買をするには、内覧の失敗事例と成功するための
ポイントを理解しておくことが大切です。
本記事では、内覧の失敗事例を売主と買主と分けて解説します。
失敗事例とともに成功するためのポイントも紹介しますので、
最後までご覧ください。
内覧は売主・買主の両方にとって大切なイベント
売主からすると、内覧は買い手が不動産を購入するか決断するイベントであり、
内覧で買い手に印象が与えられれば、不動産を高く早く売れる可能性が高まります。
一方、買主からすると、内覧で疑問や悩みが解決でき、
不動産に不具合がないことまで確認できれば安心して購入を進めていけます。
つまり、内覧は売主、買主どちらにとっても大切なイベントということです。
内覧での失敗はそのまま不動産売買の失敗につながってしまうため、
成功するためのポイントを押さえておきましょう。
不動産の内覧でよくある失敗事例6選
不動産の内覧は売主、買主ともに非常に重要なイベントです。
ここからは、内覧での失敗事例を売主と買主に分けて紹介していきます。
失敗事例の紹介とともに、成功するためのポイントも解説しますので、
ぜひ参考にしてください。
【売主編】不動産の内覧でよくある失敗事例
不動産の内覧でよくある売主の失敗事例は、次のとおりです。
- 室内や敷地の清掃を怠ってしまった
- 買主に余計なことを言ってしまった
- マイナスな要素を隠してしまった
どのような失敗事例があり、成功するためにどうしたらいいのか
確認していきましょう。
室内や敷地の清掃を怠ってしまった
内覧時に室内や敷地の清掃を怠ると、不動産の雰囲気が悪くなって
いい結果につながらなくなります。
買主は不動産の専門家ではないため、設備の状態や法的な内容よりも、
不動産の雰囲気を購入の判断材料にするケースが多くあります。
室内や敷地の清掃を怠ってしまうと、雰囲気が悪くなって
買い手に不動産の魅力が伝わらなくなるかもしれません。
内覧は何回もおこなわれるイベントであるため、毎回清掃するのは
大変ですが、早期売却につながる可能性もあります。
もし毎回清掃するのが大変であれば、整理整頓だけでもしておきましょう。
買主に余計なことを言ってしまった
内覧時は不動産の購入希望者と直接話しができるため、
ついつい積極的に話しかけてしまうものです。
しかし、積極的に話しかけると失言してしまう人がいます。
たとえば、「近所に口うるさい人がいる」と話した場合、
売主はいい意味で口うるさいといったとしても、購入希望者は
文句をいう人がいると捉えてしまうおそれもあります。
失言は購入希望者の買いたい気持ちを失わせてしまうため、
内覧はすべて不動産会社に任せましょう。
不動産会社から聞かれた内容に答えるくらいでちょうどいい、
と考えておくことが大切です。
マイナスな要素を隠してしまった
不動産のマイナス面を隠してしまうと、のちのち大きなトラブルに
発展するおそれがあります。
たとえば、給湯器の温度が設定までなかなか上がらない状態になっていた場合、
売主によってはいつものことと、軽く受け流してしまう人もいるでしょう。
しかし、買主の中には、給湯器を交換する費用を一切出したくない人もいます。
不動産について少しでも気になる内容があれば、きちんと不動産会社に
伝えておきましょう。
不動産会社は、プロの視点で買主に伝えたほうがいいか判断します。
売主が責任を負わなくてもいいように、不動産会社にすべてを伝えて
任せておきましょう。
【買主編】不動産の内覧でよくある失敗事例
不動産の内覧でよくある買主の失敗事例は、次のとおりです。
- 室内や敷地を確認しなかった
- 設備の状態を確認しなかった
- 周辺環境を確認しなかった
売主と同じく買主も内覧で失敗するケースがあります。
成功するためのポイントも押さえて、満足いく不動産購入を
実現していきましょう。
室内や敷地を確認しなかった
内覧時になんとなく室内や敷地を見ているだけだと、
のちのち後悔するおそれがあります。
不動産購入者は不動産会社との話しに夢中になったり、
不動産の雰囲気だけで購入を決断したりする人がいます。
しかし、室内に大きなキズはついていないか、雨漏りの後はないかなど
確認しなければなりません。
契約時に不動産のキズを書類上で説明されても、
どの程度のキズなのか判断つかない可能性もあります。
内覧する際には、必ず室内も敷地もくまなく確認しましょう。
確認する事項をメモして内覧に臨めば、より効率的に確認できます。
設備の状態を確認しなかった
内覧するときには、設備の状態を確認しましょう。
一見してキズがないとしても、設備の機能が低下しているケースもあります。
しかも、設備の数は多く、すべてを確認するには時間がかかってしまうため、
購入希望者は率先して設備を確認しようとしません。
設備の機能低下は故障につながるおそれがあり、内覧時に必ず
確認しておくべきでしょう。
もしすべての設備をしないとしても、状態を不動産会社もしくは
売主に聞くことが大切です。
直接確認せずとも、聞けばある程度、設備がどのような状態か把握できます。
周辺環境を確認しなかった
不動産の内覧をするときには、周辺環境を確認しましょう。
周辺環境は住み心地に直結する項目であり、室内や敷地と同様に
大切な確認事項です。
たとえば、不動産から駅に向かうまでに交通量の激しい道は通らないか、
夜道の明るさはどうかなどです。
小さなお子さんや女性がいる家庭では、とくに周辺環境を
確認しておく必要があります。
内覧をする際には、不動産を見終わった後、実際に周辺環境を
歩いたり車で通ったりして確認するといいでしょう。
地図上ではわからなかった危険カ所を発見できる可能性があります。
まとめ
内覧は、売主にも買主にも非常に大切なイベントです。
売主にとってみれば、買い手に不動産をアピールできるチャンスになります。
一方、買主としては、不動産を本当に購入するかどうかの
最終判断の材料となるイベントです。
売主、買主どちらも内覧の失敗事例と、成功するためのポイントを
理解しておかなければなりません。
田村商会では内覧時のポイントを、売主にも買主にも丁寧に説明いたします。
安心して売買を進めていけるようお手伝いしますので、
売却のご相談、購入のご相談お待ちしております。