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2024年07月04日

物件選びの失敗事例と成功するためのコツを不動産種別ごとに紹介

物件選びするとき「どのような点に注意すればいいのかわからない」と

悩んでいる人もいることでしょう。

注意点がわからないまま物件選びすると、不動産購入に失敗して

後悔してしまいます。

 

本記事では、物件選びの失敗事例と成功するためのコツを

不動産種別ごとに解説します。

どのような失敗事例とコツがあるのか理解し、

満足いく住まいを購入できるようにしましょう。

 

物件選びの成否は不動産購入の満足度に直結する

 

物件選びの成否は不動産購入の満足度に直結するため、

選ぶときのコツを理解しておく必要があります。

 

不動産売買の手続きがスムーズに進んだとしても

入居後の生活に不満がある物件を購入してしまうと

不動産購入を後悔するかもしれません。

 

しかし、物件選びの失敗事例や成功するためのコツを理解すれば、

満足いく不動産がどのようなものなのかわかるようになります。

ここからは、不動産種別ごとに分け、物件選びの失敗事例と

成功するためのコツを紹介します。

 

【一戸建て編】失敗事例と成功するためのコツ

 

一戸建てを購入するときにありがちな失敗事例は、次のとおりです。

 

  • 建物の状態がわからないまま購入した
  • フルローンが組めなかった
  • 将来かかる修繕費を考慮していなかった

 

それでは、一戸建て購入の失敗事例と成功するための

コツをみていきましょう。

 

建物の状態がわからないまま購入した

 

【失敗事例】

建物の状態をよく調査せず購入し、入居して半年経過したくらいで

雨漏りが発生した。

契約上、売主に雨漏りを直してもらえるのは引渡しから

2ヶ月間だったため、高額な費用を払って自分で直すこととなった。

 

【成功するためのコツ】

建物はすみずみまで目視するのは当然として、

インスペクションをおこなっておくといいでしょう。

 

インスペクションとは、建築士といった専門家に建物の状態を

みてもらう調査です。

不動産契約を締結する前にインスペクションをおこなっておけば、

建物の状態を理解してから契約すれば安心して過ごせるでしょう。

 

フルローンが組めなかった

 

【失敗事例】

古い一戸建てをフルローンで購入しようとしたら、

金融機関から担保価値が低いといわれて借入希望額を減額されてしまった。

いい物件だったものの、希望どおりの借り入れができず

購入を見送ることになった。

 

【成功するためのコツ】

古い建物を購入する場合、あらかじめ住宅ローンの事前審査を

終えておきましょう。

 

不動産には価値があり、古いものほど価値が低くなります。

住宅ローンは不動産価値の分しか借りられないため、

古い不動産だと希望の金額を借りられないケースもあります。

 

物件の購入を決断してから希望金額が借りられないとわかると

内覧が無駄になってしまうため、住宅ローンの事前審査を

終わらせて希望金額を調査しておきましょう。

 

将来かかる修繕費を考慮していなかった

 

【失敗事例】

購入時の費用だけ考慮していたが、将来必要な修繕費を

あいまいに考えており、建物の維持費用に多額のお金を使ってしまった。

 

【成功するためのコツ】

一戸建ては30年経過するごとに、修繕費が約1,000万円かかるといわれています[yt1] 

 

修繕には多額のお金が必要であるため、毎月どのくらい

修繕費用を貯蓄するのか決めておくといいでしょう。

不動産購入時に決めておけば、修繕費用が足りないと

悩まずに済むはずです。

 

【土地編】失敗事例と成功するためのコツ

 

土地を購入するときにありがちな失敗事例は、次のとおりです。

 

  • 道路から見える境界標だけ見て購入した
  • 地中埋設物を調べなかった
  • 樹木を安く撤去できると思い込んでいた

 

それでは、土地購入の失敗事例と成功するためのコツをみていきましょう。

 

境界標だけ見て購入した

 

【失敗事例】

道路から見える境界標だけ確認し境界線を理解したつもりになっていたが、

実際のところ線はまっすぐではなく入り組んでいた。

 

広い土地ではないので、希望の物置を置くのをあきらめざるを得なかった。

 

【成功するためのコツ】

境界標は土地の角に設置されるものであり、敷地の奥にあったり、

境界標が10個以上設置されている土地もあったりします。

 

すべての境界標を見なければ、土地の形状は明確にわかりません。

もし境界標が探しにくい土地なら、不動産会社から土地の測量図を

見せてもらいましょう。

 

地中埋設物を調べなかった

 

【失敗事例】

地中埋設物の存在を聞かずに土地を購入してしまい、

撤去するのに時間がかかって希望の時期までに建物を建築できなかった。

 

【成功するためのコツ】

契約してから一定期間内に、土地から地中埋設物が出てきた場合は

売主の費用で撤去してもらえます。

しかし、撤去するには時間がかかり、撤去が終わるまで建物の建築を

始められないケースもあります。

 

地中に埋設物があるかどうか売主が知らない場合、

地中レーダーでの埋設物調査をおこなうといいでしょう。

 

樹木を安く撤去できると思い込んでいた

 

【失敗事例】

土地にある樹木を撤去するのは安いと思い込んでいたが、

見積もりを取得したら高額だった。

 

【成功するためのコツ】

樹木を撤去する場合、木を切るだけでなく、

根まで撤去しなければなりません。

樹木の根はかなり深く、広範囲にわたっており、重機を利用して

掘り起こして撤去する必要があります。

重機を使っての作業となるため、撤去には高額な費用がかかります。

 

土地に樹木が多くあるなら、あらかじめ解体の見積もりを

取得しておきましょう。

 

【マンション編】失敗事例と成功するためのコツ

 

マンションを購入するときにありがちな失敗事例は、次のとおりです。

 

  • 修繕積立金の貯まり具合を調査しなかった
  • 耐力壁の存在を知らなかった
  • 専用部分を使わなくなった

 

それでは、マンション購入の失敗事例と成功するためのコツをみていきましょう。

 

修繕積立金の貯まり具合を調査しなかった

 

【失敗事例】

修繕積立金の貯まっていないマンションを購入したら、

大規模修繕にあわせて値上りしてしまった。

 

管理費や修繕積立金の値上がりが思ったよりも多く、

生活を圧迫してしまった。

 

【成功するためのコツ】

マンションは15年に一回ほど、大規模修繕をおこないます。

大規模修繕は一回につき数千万円~数億円も使うため、

計画どおり修繕積立金が貯まっていないとおこなえません。

 

足りない分は修繕積立金の値上げで対応するしかなく、

足りない金額によってはかなり上がってしまいます。

マンションを購入するときには、修繕積立金が計画どおりに

貯まっているか調べておきましょう。

 

耐力壁の存在を知らなかった

 

【失敗事例】

マンションを購入した後にリフォームしようと考えていたが、

耐力壁があって希望どおりのリフォームができなかった

 

【成功するためのコツ】

耐力壁とは建物の構造上壊せない壁です。

リフォームで、間取りを変更したいとしても耐力壁は壊せません。

どの壁が耐力壁なのか不動産会社に聞いておき、

希望するリフォームがおこなえるのか確認しておくことが大切です。

 

専用部分を使わなくなった

 

【失敗事例】

マンションを購入するときには、専用テラスや専用庭を

使うつもりでいたが、入居後まったく使わなくなってしまった。

 

使わない専用部分に対しても費用が発生してしまい、

毎月不要なお金を払うことになった。

 

【成功するためのコツ】

専用部分は魅力的であるものの、本当に必要な設備なのか

深く考えておく必要があります。

利用料を払い続けてもほしい設備なのか、

よく検討してから購入の決断をすることが大切です。

 

まとめ

不動産を購入するときには、種別ごとの失敗事例と

成功するためのコツを理解しておくことが大切です。

一戸建て・土地・マンション、それぞれの注意点は異なり、

調査すべきことも変わるからです。

 

また、今回紹介した失敗事例とコツは代表例であり、

購入する前にはより多くの確認事項があります。

不動産購入を成功に導くには、信頼できる不動産会社から

アドバイスを受けつつ進めていきましょう。

 

田村商会では内覧時に見るべきポイント、調査すべき内容を丁寧に説明します。

安心して不動産購入を進めたい人は、ぜひ田村商会までお問い合わせください。


 [yt1]https://www.ryushin.co.jp/house-repair/1616/#:~:text=%E4%B8%80%E6%88%B8%E5%BB%BA%E3%81%A6%E3%82%9230%E5%B9%B4%E9%96%93%E7%B6%AD%E6%8C%81,%E5%86%86%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82