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TOPICS2017年12月24日
不動産売り物件情報を獲る方法
一般の方が売主となる中古戸建、中古マンション、土地の
売り情報については、約90%以上が共有化された情報です。
どこの不動産会社でも売り物件を仲介可能にするために
レインズというシステムに売り物件を登録する義務が
不動産会社に課せられています。
レインズは宅建協会などの団体に加盟する不動産会社が
利用できる国土交通省管轄の物件情報共有化のシステムです。
レインズについては、会員しか情報を閲覧できませんが、
レインズに登録されている物件情報は、ネットで入手可能な情報です。
専任媒介の場合は1週間以内にレインズに登録しなければいけませんが
一般媒介の場合は、レインズへの登録義務はありません。
約10%の売り物件は、レインズに登録されることなく
売買されています。これがいわゆる水面下情報と言われるモノです。
この情報をいち早く入手するためには、信頼できる担当者との
コミュニケーションを深め、連絡を取りやすくしている必要があります。
同じような条件で探しているお客様が多い場合、
私は一斉にメールで情報を送信しています。
ただ、たまたまお客様が店頭に来られたりした時に
水面下情報が入りそうであれば、事前に告知することもあります。
池田市内は特に売り物件情報が少ないですし、お客様が探されている情報が
かなり偏って同じであることが多いです。
同じ条件の場合、情報提供の優先順位をつける訳にはいきませんが、
資金計画も確定し、コミュニケーションがとれているお客様の方が
紹介しやすいのは事実です。
普段はメール等で物件情報のやりとりもしていますが、
どちらかというと対面式の方が伝えやすく、細かい情報も
説明しやすいです。
共有化されている約90%の情報は、どこの不動産会社でも仲介できますので
お客様が信頼する担当者のいる会社に依頼するのがいいと思います。
お客様がネットで気軽に入手できる物件情報を
誰に依頼して仲介してもらうのか。
物件情報以外の部分で差別化を求められているのが
不動産会社であり、担当者です。
安心感、信頼感、取引実績、スピード、段取り力、
リスク開示、交渉力、行動力、提案力、知識量、コミュニケーション力等
で比べるのがポイントになります。