新着情報 / お知らせ / 不動産コラム

TOPICS

2018年01月06日

物件情報の選別が重要

売り物件でも賃貸物件でも所有者から依頼を受けた不動産会社1社以上おり、

その会社が他の不動産会社にも情報を公開し、取引されるのが一般的です。

 

お客様を物件案内する時に案内する不動産会社と別の不動産会社が

現地に待機していることがよくあります。

 

特に居住中の物件や空家でも荷物が残っている場合に売主が依頼した

不動産会社の担当者が立ち会いするからです。

 

お客様を案内する時に「あの方は誰ですか?」よく聞かれます。

また、不動産会社が2社いると「どちらにも仲介手数料は発生するのですか?」

と聞かれることもあります。

 

そのお客様には、そんなことはありませんので、

安心してくださいと返答します。

 

不動産仲介は、共同仲介と双方代理の仲介と2種類あります。

共同仲介は2社以上の不動産会社が売主側と買主側に分かれて仲介をします。

仲介手数料は、売主側からもらえるのは、売主側の仲介業者だけで買主も同じです。

 

双方代理の仲介は、1社が売主と買主の両方から仲介手数料をもらいます。

これを両手仲介ともいいます。

 

各社の水面下情報や優良な物件は、双方代理の仲介が多いと思います。

その情報を求めてお客様は各不動産会社を回り、情報を収集しているはずです。

 

ネットやチラシで物件情報を得ることはできますが、

そのほとんどは公開されている物件情報です。

 

どうすれば優良な情報を得ることができるのか。

これは永遠の課題で解決策は運に任せるようなことになります。

 

しかし、不動産取引で失敗しない方法はあります。

物件を見極める目をもった信頼できる不動産会社の担当者を見つけることです。

 

物件の持つリスクや特性を理解し、情報提供できる担当者であれば

失敗するリスクは大きく下がります。

 

優良な情報をえることも重要ですが、信頼できるプロのアドバイスを得て

安心して取引することも重要です。

 

先日ニュースにもなったように大手ハウスメーカーでも地面師に騙されて

土地取引で50億円以上も損害を被る事件が発生する時代です。

 

一般消費者には、信頼できるプロの担当者が必要だと思います。